第3回「CoderDojo二本松 プログラミングコンテスト」を開催しました
こんにちは、CoderDojo二本松 チャンピオン(主宰)のたんじです。
第3回目となる「CoderDojo二本松 プログラミングコンテスト」を6/1(日)に安達公民館にて実施しました!
その様子をレポートしていきます。
活動内容
活動内容は以下となります。
- 発表会の流れとコンテストルール説明 (10分)
- 発表&試遊会(90分)
- 自由試遊&投票 (10分)
- 写真撮影・片付け(5分)
今回の参加者(発表者)は以下のようになりました。
- ニンジャ(子どもたち) 6人
- 大人(メンター) 2人
また、他に保護者と見学者(2人)もおり、見学の人ふくめてコンテスト審査を行いました。
道場の様子
コンテストルール説明
今回は発表会ということで、最初にルール説明をして、あとはどんどん発表していきます。
ちなみにルールは以下。
- 1人3票の「👍(いいね)」チケットを持つ(保護者、見学者も全員)
- 発表者は投票箱を席に配置
- 発表と試遊を見ていいと思った3つの作品に「👍」を投票
- 「👍」の数が多い人が優勝!
といった感じです。
発表順番は、発表者に配られた投票箱(折り紙製)の裏にこっそり記述済み。
最初のルール説明とともに「発表順を見てみよう!」とそこで確認です、うわーとか、ざわざわしてました笑。
ということで、箱で決まった順番で発表開始です。
発表の様子
↑1人目は、Scratchで開催日からも近い「父の日」をテーマにした迷路ゲーム、を制作したニンジャです。
手書きのかなりの難易度の迷路を、ゴールのお父さんに向けて、プレゼントを集めて進んでいきます。
テーマがあることで、ただの迷路ではなくとてもやりがいのある作品になっていました!
↑2人目は、Robloxで「爆弾で世界を壊すゲーム」を制作したニンジャです。
この世界、爆弾を使うだけでなく、重力が低くふわふわになるようにカスタマイズされており、自分もふわふわ、そして壊したものもふわふわ・バウンドしたりします。
なかなか他のゲームでもみない、新しい感覚の3D世界を味わえる世界が構築されていました!
↑3人目は、Robloxで「ジャックと豆の木」をテーマにしたアスレチックを制作したニンジャです。
Scratchでコンテンスト入賞などもしてきたニンジャが、スキルアップを目指してRobloxのゲーム制作にチャンレンジした作品。
ただパーツをおくだけでなく、自分でスクリプトを記述して、動いたり、透明になったりといったギミックが組み込んであり、やりごたえのある作品となっていました!
↑4人目は、Scratchで「3D探索ゲーム」を制作したニンジャです。
Scratchで3Dの表現をするのは、かなりの難易度で、かなりのボリュームのプログラムが組まれて表現されています。
3Dにするだけでなく、テクスチャを貼って切り替えたり、描画精度などを切り替えて負荷対策もできたりと、かなり高機能なScartch作品を見せてくれました!
↑5人目は、Scratchで「334回クビになった虫さんの物語」を制作したニンジャです。
タイトルの通り、仕事をクビになりまくった虫が、再起をかけてまた仕事を見つけるためのお話が展開されます。
結構なボリュームで、ボイスやアニメーションなどの演出も随所に組み込まれ、内容もユニークで会場からも多くの笑いもあがった注目の作品でした!
↑6人目は、Scratchで「障害物避けアクションゲーム」を制作したニンジャです。
ニンジャは小1ながら、ただ障害物が飛んでくるだけでなく、背景含めて完璧な横スクロール処理が実装されています。
また、ステージも豊富に用意されており、ボリューム・実装内容、ともに小1とは思えない出来の作品で驚きの声があがっていました!
↑ここから大人の部、大人1人目はメンターうすきさんが、Canvaを使った「漢字と読み方神経衰弱」を見せてくれました。
その名の通り、漢字と読み方をあわせてペアをつくっていき、遊びながら漢字の読みも覚えられる知育アプリになっています。
こちらはいま話題のAIを駆使して制作されたということで、こういったチャット(プロンプト)指示するだけで作れちゃうんだよと、作り方の紹介もしてくれて、驚きと注目の声があがっていました!
↑大人2人目は、ぼくことチャンピオンのたんじがRoblox「こねこの冒険ゲーム」を制作して見せました。
こねこになって、家のなかにいるねずみを倒したり、コインをあつめたりしながら、家から脱走目指して冒険していきます。
バトルや探索などを楽しめるゲームになっているので、以下からもプレイできるので興味あればプレイください。絶賛開発中です笑。
試遊&投票タイム
すべての発表が終わったら、みんなで自由に見て回って、実際に遊びながら好きな作品へ投票していきます。
上述した、ユニークな作品に笑い、ものすごいクオリティの作品に驚き、それぞれ思い思いにプレイ&投票していました。
結果発表
そして集計後、投票結果発表&記念品贈呈です!
今回は、1位~3位が1票差ずつという大接戦となりました。
受賞者には、賞状と景品の図書カードが贈呈されました!
ということで、まず第3位は・・・
5人目の発表の、Scratchで「334回クビになった虫さんの物語」を制作したニンジャです!
ストーリー性高く、笑いもある、ユニークな作品性が評価されたかと思います!
第2位は・・・
6人目の発表の、Scratchで「障害物避けアクションゲーム」を制作したニンジャです!
複数ステージのボリュームや、横スクロールもしっかり実装と、小1とは思えぬできに評価されたかと思います!
そして、第1位は・・・
3人目の発表の、Robloxで「ジャックと豆の木」をテーマにしたアスレチックを制作したニンジャです。
ジャックと豆の木というテーマにそった世界を構築し、テキストプログラムでギミック実装もした、トータルの技術力・完成度が評価されたかと思います!
それぞれ個性が光る作品で、入賞者以下も接戦となりました。
みな素晴らしい作品を見せてくれてありがとうございました!
最後にお知らせと記念撮影して終了です。
お知らせ
最後にお知らせです。
次回は8月に開催予定です
ということで、プログラミングコンテストへの参加ありがとうございました&おつかれさまでした!
各自ユニークなテーマや表現を使っており、ニンジャたちの発想が表現されたとてもよい作品ばかりでした!
これから、全国のプログラミングコンテストもはじまっていくので、ぜひブラッシュアップしてそちらにもチャレンジしてほしいなと思わせる、そんな作品ばかりでした。
ご参加いただいたみなさん、メンターしてくださったみなさん、貸し出し品などサポートいただいた安達公民館さん、ありがとうございました。
また、今回寄付として3,000円をいただきました。寄付は全額道場の運営(会場費、物品等)に大切に利用させていただきます、誠にありがとうございます。
道場はみなさまのサポートにより成り立っています、今後ともご協力よろしくお願いいたします。
そして次回はいつもの道場にもどりますが、日程未定で8月の開催予定となっております。
今回来てくれた子も、来れなかった子も、しばらくぶりの子も、はじめて知った子も、お待ちしています!またね~ノシ