第2回「CoderDojo二本松 プログラミングコンテスト」を開催しました
こんにちは、CoderDojo二本松 チャンピオン(主宰)のたんじです。
去年に引き続き、第二回目となる「CoderDojo二本松 プログラミングコンテスト」を6/16(日)に安達公民館にて実施しました!
その様子をレポートしていきます。
活動内容
活動内容は以下となります。
- 発表会の流れとコンテストルール説明 (10分)
- 発表&試遊会(90分)
- 自由試遊&投票 (10分)
- 写真撮影・片付け(5分)
今回の参加者(発表者)は以下のようになり、想定以上のたくさんの人が参加してくれました。
- ニンジャ(子どもたち) 11人
- 大人(メンター) 2人
道場の様子
コンテストルール説明
今回は発表会ということで、最初にルール説明をして、あとはどんどん発表していきます。
ちなみにルールは以下。
- 1人3票の「👍(いいね)」チケットを持つ(保護者、見学者も全員)
- 発表者は投票箱を席に配置
- 発表と試遊を見ていいと思った3つの作品に「👍」を投票
- 「👍」の数が多い人が優勝!
といった感じです。
発表順番は、発表者に配られた投票箱(折り紙製)の裏にこっそり記述済み。
最初のルール説明とともに「発表順を見てみよう!」とそこで確認です、うわーとか、ざわざわしてました笑。
ということで、箱で決まった順番で発表開始です。
発表の様子
↑1人目は「ひまくんの暇つぶし2」というアニメ作品(ボイス入り)を制作したニンジャです。
ひまくんのアニメ作品は、実は去年のコンテストで第一弾作品を出して2位をとった実力作品。
今年も様々な展開のアニメ、ボイス、つっこみ、とバラエティ豊かなアニメ作品として、会場の笑いを誘ったユニーク作品となりました笑。
↑2人目は「MAGIC ADVENTURE」という本格RPGゲームを制作したニンジャです。
画像を見ても分かる通り、とてもクオリティが高く、それだけでなくボリュームもあるすごい内容で、市販作品ともいえるようなレベルにまで仕上がっている印象でした。
AI画像生成を駆使してScratchらしからぬ豪華なグラフィックを構築しているのですが、ただAI画像を使うだけでなく、加工してゲームで使いやすく、そしてそれらをアニメさせたり、エフェクトなどでゲームを盛り上げたり、と抜群のクオリティを出した作品でした!
↑3人目は、ロボットが惑星の迷路を抜けていくゲームを作ったニンジャ、5歳です。
去年も同様の作品でコンテストに参加してくれて、今回はさらにバージョンアップして、地球がロボットをおいかけたりと、さらに緊迫感があがった迷路作品となっていました。
さらに、クリア画面やゲームオーバー画面、そのときにボイスで音をつけたりと、様々なクオリティアップが見られました!
↑4人目は、「ピンになってよけろ!」というボーリングのピンをプレイヤーにするゲームを制作したニンジャ。
通常はボールを投げる方をプレイヤーにしますが、ピンのほうをプレイヤーにしてしまうという、斬新な発想がおもしろい。
ボールはカーブした動きなどが組み込まれ、よけるのもけっこう難しいです。なんだか倒されるピンの気持ちを感じられる哀愁を感じる作品でした笑。
↑5人目は、ドラゴンボールの力の大会をゲームとして制作したニンジャ。
ドラゴンボールが好きでその中場面を、自ら絵を描いてアニメに近い形で再現しています。悟空の絵が気合入っています!
敵の動きも複雑でゲームとしてもやりごたえのある作品にしあがっていました。
↑6人目は、ピーマンから逃げるゲームを制作したニンジャ。
このニンジャはピーマンが嫌いだそうで、なのでピーマンから逃げるようにした、とのこと笑。
自分の身近なことをゲームにする発想がナイスです。ピーマンの絵もかわいくていい感じでした!
↑7人目は、闘技場で敵と落とし合いをしながら戦うゲームを制作したニンジャ。
キャラクターの絵などは用意されたプロジェクトを改造しているとのことですが、絵だけじゃなくゲームとしてクオリティが高い。
戦うだけじゃなくたくさんのアイテムが降ってくるように仕上げていて、かなり激しい戦闘が楽しめる作品でした!実際やってみるとけっこう難しい笑
↑8人目は、にゃんこ大戦争のようなネコの軍勢をだして恐竜をたたかうゲームを制作したニンジャ。
お金がたまっていくなかで、様々なタイプのネコを召喚して戦うことができ、必殺技的に大きなネコや、飛ぶネコなどをだすことなんかも可能。
にゃんこ大戦争にも近しいくらい、できることの幅広さやクオリティも高い本格的な戦略ゲームに仕上がっていました!恐竜のHPがとても高い笑
↑9人目は、いろいろな種類の星をキャッチするゲームを制作したニンジャ。
星の種類によっては、当たりでたくさんスコアが増えたり、逆にはずれてマイナスもあったりと、ただ星を集める以上のゲーム性が入っています。
道場のなかでのみ作りきっており、短時間ながら、遊びの幅もある作品に仕上げてくれました!
↑10人目は、果物を避け続けるゲームを制作したニンジャ。
ニンジャ自身、りんごとスイカが好き、ということでそれをゲームに出してみたとのことで、身近なものをテーマにゲームアイディアにしているのがナイスです。
ただ好きなものから逃げ続けるという逆転的な内容に放っていましたが笑、複数果物があることでゲーム性もでて楽しむことができました!
↑11人目は、様々なトラップをよけて、たくさんのステージをクリアしていくアスレチックゲームを制作したニンジャ。
ステージがたくさんあり、それぞれのステージでギミックがかわっていて、めちゃくちゃボリュームのある作品となっていました。
最後にはボスもでてきて、しっかりバトルまでできる力作となっていました!続くステージをついついずっとやりたくなる魅力があります。
↑ここから大人の部、大人1人目はメンターうすきさんが、ビスケットを使った感じ合体ゲームを見せてくれました。
「木」と言う漢字と、他の漢字を合体させることで、別な漢字を生み出せちゃう、というもの。
うまくねらって木を発射するのでゲームとしてもおもしろく、そして結果漢字の学習にもなるという、学べるゲームです!
学校でもやったりしているとのことで、うすき先生の授業、とても楽しそうです笑
↑大人2人目は、ぼくことチャンピオンのたんじがScratchのシューティングゲームを制作して見せました。
グラディウス風シューティングゲームとなっており、ニンジャたちよりも大人たちのほうがピンと来ていたように思います笑
グラディウスらしい敵やギミックをいれて、ボスまでたおせるけっこう本格的なシューティングゲームになっています!
ぼくの作品は以下で遊べるのでよかったらプレイしてみてください。
試遊&投票タイム
すべての発表が終わったら、みんなで自由に見て回って、実際に遊びながら好きな作品へ投票していきます。
上述した、ユニークな作品に笑い、ものすごいクオリティの作品に驚き、それぞれ思い思いにプレイ&投票していました。
結果発表
そして集計後、投票結果発表です!
今回は、1位~3位が1票差ずつという大接戦となりました。
受賞者には、賞状と景品の図書カードが贈呈されました!
ということで、まず第3位は・・・
7人目の発表の、闘技場で敵と落とし合いをしながら戦うゲームを制作したニンジャでした!
第2位は・・・
2人目の発表の、「MAGIC ADVENTURE」という本格RPGゲームを制作したニンジャでした!
そして、第1位は・・・
1人目の発表の「ひまくんの暇つぶし2」というアニメ作品(ボイス入り)を制作したニンジャでした!
とてもレベルが高い作品が多く、大接戦となりましたが、会場の笑いも生む楽しいアニメ作品が優勝でした!
来年は、ひまくんアニメ3が果たして見れるのでしょうか、楽しみです笑
お知らせをして、最後に記念撮影して終了です。
お知らせ
最後にお知らせです。
次回は7月28(日)に開催です!
ということで、プログラミングコンテストへの参加ありがとうございました&おつかれさまでした!
ニンジャによっては「前日16時間作ってた」なんて気合の入った子もいたくらい、本当にレベルが高かったように思います。
今回の作品をさらにブラッシュアップしていくことで全国のプログラミングコンテストでも戦っていけるんじゃないかなと思わせる出来でした。
ご参加いただいたみなさん、メンターしてくださったみなさん、貸し出し品などサポートいただいた安達公民館さん、ありがとうございました。
また、今回寄付として7,000円をいただきました。寄付は全額道場の運営(会場費、物品等)に大切に利用させていただきます、誠にありがとうございます。
道場はみなさまのサポートにより成り立っています、今後ともご協力よろしくお願いいたします。
そして次回はいつもの道場にもどり、ただ日程は変則的に7月末頃となる、7月28日(日)となります!
こちらのDoorKeeperにて募集を開始しました、ぜひお気軽にお越しください。
今回来てくれた子も、来れなかった子も、しばらくぶりの子も、はじめて知った子も、お待ちしています!またね~ノシ