【第2回 1/15】子どものためのプログラミング道場「CoderDojo二本松」を開催しました
こんにちは、CoderDojo二本松 チャンピオン(主催者)のたんじです。
子どものためのプログラミング道場「CoderDojo二本松」の2回目を1/15(日)に安達公民館にて実施しました!
この時期は雪や体調不良等の不安も強まる時期ではありますが、無事開催できました。
こちらでは、その第2回道場の開催レポートをしてきます。
参加者
今回の参加者は以下のようになりました。
- ニンジャ(子どもたち) 10人
- 小学6年生(2名)、小学5年生(2名)、小学4年生、小学3年生、小学2年生(2名)、6歳、4歳
- 各保護者
- メンター(教えてくれる人) うすきさん
- チャンピオン(主催者) たんじ
体調不良キャンセルもありましたが、ニンジャは10名参加で、うち9名が初参加でした。
キャンセルの子は前回から引き続きでマイクロビットなどをやりたがっていた子で、来れなくなったのは残念、また次回ぜひやりましょう。
実施内容
活動の実施内容は以下となります。
- 道場の説明、やれることの紹介
- 自己紹介(ニンジャ、メンター陣)
- 各自つくりたいものを作る(70分程)
- Scratch、micro:bit、Roblox、キョログラミング
- 見せれる人は発表(20分程)
- 記念撮影・片付け
ちょっと最初の説明や、自己紹介で合計30分くらいかかって、プログラミング開始までちょっと時間がかかってしまったので、もう少しスマートに開始できるようにしていきたいと思っています。
道場の様子
↑最初はみんなはプログラミング修行にきた「ニンジャ」だよーという説明から入りました。
道場でできるプログラミングの内容を簡単に説明、その後ニンジャ、メンター陣ともに自己紹介して活動に入っていきました。
初めてで緊張しただろうけれど、みんな名前、学年、好きなことをしっかりと自己紹介してくれました!
道場では、講義をするのではなく、自分がやりたいこと・作りたいものをプログラミングしていきます。
まずは↑のようにレベル分けされた本やカードから、やりたいことを見つけてプログラミング開始です。
↑はじめてのScratchにトライしてくれたニンジャ、姉弟・親子で協力してどんどん進めていきます。
でもお父さん、お母さんも子どもの要求に答えたり、やりすぎると怒られたり、大変そうです(笑)。
↑最年少4歳ニンジャも今回はScratchに挑戦。
「名前を動かそうカード」でアルファベット、さらにはネコやボールも動いてました。動くだけじゃなく、奇妙な効果音つきの立派なプログラムでした!
↑今回はRobloxに挑戦するニンジャもいました。
インストールからはじめて、Robloxで自分の世界を立ち上げてパソコンで動き回っていました。今後はさらに世界をどんどん改造できるかな?
最後の20分は発表タイム。途中でもいいから見せれる人は見せてね、という感じです。
それでも多くのニンジャ(7人くらい)が発表してくれました!
↑Scratchでネコ首が端っこに当たらないようにみかんを捕まえる、という粋なゲームを発表してくれたニンジャ。
彼はScratch以外にも、micro:bitで車(Maqueen)を走らせることにもチャレンジ、まっすぐ車を走らせることに成功もしました。
↑こちらは6歳のニンジャ、「キョログラミング」というチョコボールの箱やチョコボール(本物)を使ったプログラミングを見せてくれました。
もうキョロちゃんがいろいろと動き回るようになっていたのですが、だいぶ成長した証!?のようです。(何箱食べたんだろう)
↑こちらはCoderDojo紙屋町のScratch入門を使って、忍者が手裏剣でコウモリをやっつける!という上忍課題までこなして発表してくれました。
Scratchはほぼはじめてだったと思うのですが立派なゲームを作り上げてくれました(テレビ出力がmicroHDMIケーブルなくてできなかったのがごめん、次回用意します)。
ここまで挙げた以外にも
- micro:bitでカウントダウンして文字表示をLED表示するニンジャ
- はじめてなのに「キャッチゲームカード」で宝石キャッチを作ったニンジャ
- なれた様子で「Scratchドリル」のハエたたきを完成させたニンジャ
など、それぞれがやりたいことを、ちゃんとある程度の形に仕上げていました!
全員の作品写真は載せられないですが(というか手一杯でとれてない)、みんなナイスプログラミングでした。
↑最後にみんなで記念撮影して終了です。
作品
以下実際にニンジャたちがプログラミングしたScratchの作品(一部)です、緑の旗を押すと試せます。
Scratchの作品は共有ができるようになっていて、レンタルPCなどDojoのアカウントで作ったものはこちらで共有しておきます。
PC持参組も、Scratchアカウントがあれば、作った作品の「共有」ができ、見せれるようになります。
道場の作品を集めた「Scratch CoderDojo二本松 スタジオ」を作ったのでこちらにも作品を載せたいので、共有したらぜひ教えて下さいね。
アルファベットなどがうごくプログラム
アルファベットや矢印、ボールなどを触ると、動いたり色が変わったり音が出たり、いろいろな反応を試せます(奇妙な音がでるので周囲にご注意を)。
宝石キャッチゲーム
キーボードの矢印キーでかごを動かして宝石をキャッチ、20点にいくとクリアです。(PC操作のみ)
作品をコンテストにだしてみよう
道場でも紹介しましたが、作った作品はぜひともコンテストに出してみてはいかがでしょう?
出すのはタダです、「作品を提出する」という行為自体が、作品のクオリティや制作意識を大きく変えてくれます。
ちょうど1月末までの募集が2つあります(あとは大体来年度です)、詳しくは以下のページを見てみてくださいね。
2023年1月のプログラミングコンテスト・作品募集
こんにちは、こちらでは2023年1月までのプログラミング作品募集情報を掲載しています。 2023年1月までのコンテンスト・作品募集 あいづプロコン (引用:あいづプロコン 20…
振り返り・気づき
以下は次回に向けての道場の振り返りです。
参加されたニンジャや保護者の方からも、なにか要望等あればお気軽にいってくださいませ(記事末コメントやメール等でどうぞ!)。
本のレイアウトをレベルがわかりやすく
今回は参考書等を、↑のようにレベルがわかるように「はじめて・やさしい」「すこしむずかしい」「むずかしい」などの札を立てて、大まかに分類して配置しました。
様々なレベルの子が活動する道場では、本の種類も多様になりますが、レベル分けすることで、少しでも自分に合ったものが見つけやすいように、という目的です。
実際、今回ははじめてやるような子も多く「はじめて」あたりの資料にたくさん人が集まったり、得意そうな子はあえて「むずかしい」の資料を見たりと、効果があったように思います(大人からも好評でした)。
やれること、あるものを明示したほうがいい
本のレベル明示とも似てますが、道場でやれること、使えるもの、などはしっかり教えてあげないとな、と改めて思いました。
特に、マイクロビットやその拡張の車(Maqueen)などの機材系は、ただ置いてあるだけだと、さわっていいのかもわからない子がほとんど。
今回最初にマイクロビットの簡単な説明や、それで走らせる車も実際に置いてあるよ、という説明をしていて、それら機材を求めるニンジャも出ていました。
やることは自分で決めるのが道場ですが、やれることの選択肢やちょっとした道標はやはりちゃんと伝えてあげないとな、と実感した次第です。
micro:bitのScratchリンクトラブル
これは技術的な問題ですが、今回Scratchとマイクロビットを接続したい、というニンジャが複数いたのですが、うまく接続できませんでした。
Scratch Linkを立ち上げ、Bluetoothオンでいけるはずが、いけない・・。
現場では、方向転換して、MakeCode(本家)からmicro:bit操作をしてもらいました。
ぼくも家で改めてやってもだめだったのでまだ原因不明ですが、次回までに調査しておきます!
メンターを増やしたい
今回はニンジャ10人参加してくれたのですが、メンターは2人(チャンピオン含む)。
これだと、特に初めての子たちが多いとサポートする手が足りなくなりがちでした(ちょっと待っててもらったり)。
ということでメンターに来てくれる方増やせるといいなと思っています。
高度なプログラミング知識は不要で、Scratchなどを使えたり、または道場でニンジャと一緒に学ぶ気があったり、という方ご連絡お待ちしております!
(ニンジャの保護者や、ニンジャが中学・高校生になって教える側にも回るユースメンターなんてこともあります)
次回は2/12(日)に開催です!
ということで、プログラミング道場 2回目も、楽しんで無事開催できました!
ご参加いただいたみなさん、メンターしてくださったうすきさん、貸し出し品などサポートいただいた安達公民館さん、ありがとうございました。
また、今回寄付として1000円いただきました。会場費や備品代に活用させていただきます、誠にありがとうございます。
道場はみなさまのサポートにより成り立っています、今後ともご協力よろしくお願いいたします。
そして次回は2/12(日)に同じく安達公民館にて開催予定です。
まもなくこちらのDoorKeeperにて募集を開始いたします。
今回来てくれた子も、来れなかった子も、はじめて知った子も、お待ちしています!またね~ノシ