【第4回 3/12】子どものためのプログラミング道場「CoderDojo二本松」を開催しました

こんにちは、CoderDojo二本松 チャンピオン(主催者)のたんじです。

子どものためのプログラミング道場「CoderDojo二本松」の4回目を3/12(日)に安達公民館にて実施しました!

暖かく春も感じられる陽気のもと行われた第4回、レポートしていきます。

参加者

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まずは今回の参加者です。

  • ニンジャ(子どもたち) 10人(初参加2人)
    • 小学6年生、5年生、4年生(2名)、3年生(2名)、2年生(2名)、6歳、4歳
  • 各保護者
  • メンター(教えてくれる人) うすきさん、やはぎさん、たんじ
  • 取材・見学でCJ Monmo、二本松市役所の方々

今回からやはぎさんにメンターとして参加いただきました、ありがとうございます。

また今回は、CJ Monmoさんで二本松市に移住して活動している人向けの取材があり、道場にも取材に来ていただきました。

 

活動内容

活動内容は以下となります。

  • 道場の説明、小ネタ話(15分)
  • 自己紹介(ニンジャ、メンター陣)(5分)
  • うすきさんからマイクロビットのデモ(5分)
  • 各自つくりたいものを作る(70分程)
    • Scratch、マイクラ、マイクロビット、Roblox、キョログラミング
  • 見せれる人は発表(20分)
  • 写真撮影・片付け(5分)

 

道場の様子

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最初は、簡単な道場の説明から入り、小ネタ話、自己紹介、をしていきます。

今回は、小ネタ話として「2022年度プログラミングコンテストの結果紹介」をしました。

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年度末ということでいろいろなコンテストの最終審査ともなる時期で、ダイジェストや気になった作品をピックアップして動画で共有しました。

紹介した動画は以下にのせておくので気になったら見てみて下さいね。

 

その後は自己紹介。今回は、名前、学年、好きな食べ物、を紹介してもらいました。みんなしっかりと自己紹介してくれます!カレーが人気でした笑。
 

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今回はプログラミング開始前に、メンターのうすきさんにマイクロビットのデモ↑をしていただきました。

家庭科の授業でも使われたということで、どういったことをしたのか簡単に紹介してもらい、LEDでの情報表示や拡張モジュールでキラキラ光らせるデモなどを見せてくれました。

ニンジャたちも興味津々、ぼくらの頃もこんな家庭科の授業したかった!

 

そしてプログラミング作業開始、各自がやりたことを自分で選択して、作品作りに取り組んでいきます

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↑こちらは、やりたいことを決めるのにも役立つ参考資料スペース。やりたいことに悩んだらまずはこちらを眺めます。

今回はお菓子の差し入れがあり、参考資料の合間に誘惑たっぷりのお菓子がある豪華布陣となりました。

 

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↑こちらはマインクラフト教育版で建築しているところ。

今回から、貸出しPCでマイクラ教育版を使えるようにしており、最初にマイクラカップの紹介したこともあり、複数のニンジャが取り組みました。

でも実際には、プログラミング部分やPC操作などは、普段のゲームプレイとは違い、苦戦するニンジャが多かったのでした。

 

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↑こちらはマイクロビットを使って、キラキラ光らせたり、自己紹介のLED表示や音楽をならしていたニンジャ。

初めてのマイクロビットだったようですが、実際に光るLEDや押せるボタンなど、PCを飛び出して「モノ」を作るということにとても楽しそうに取り組んでいました。

 

ラスト30分は発表タイム。できれば見せてね、というノリですが、8人発表してくれました。

道場では、プログラミングだけじゃなく、子どもたちの自主性や協調性を育てたい思いもあり、無理強いはせずとも、「発表」という経験も大事にしています

 

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↑こちら最年少4歳ニンジャ、前回に引き続き「1番に発表する~」と一番に発表してくれました。

今回はScratchでりんごキャッチゲーム作り。今までは不思議?な作品がが多かったけど、ついにゲームらしくなってきた!

キャッチしてもりんごが消えないなど、まだ課題もあったけど、りんごをとると音がなってスコアもあがる、とゲームらしい作品を見せてくれました。

 

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↑こちらは初参加ニンジャ、ぴょんぴょん段差に登ったり、多くの変数を駆使してScratchではなかなか高度な2Dアクションゲーム作りにトライしてました。

制作中ジャンプさせるのがうまくいかず、一緒にデバッグ。変数の設定がまずそうだね、というアドバイスだけで、その後は順調に進めてくれました。

敵の制御はまだ途中、でも見せてくれました。これは完成したらスマブラになるのか!?今後にも期待です。

 

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↑こちらは「マインクラフト教育版」を使って、ガラスの巨大図形をプログラムで作ってくれたニンジャ。

コードビルダーを使ってプログラミングした様子も見せてくれて、立派にマイクラプログラミングをしてました!

最初はPCマイクラ操作自体難しそうだったのに、この短時間でちゃんと使いこなすんだから、すごいです。

 

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↑こちらは上でも紹介した「マイクロビット」とその拡張モジュールを使って、自己紹介できるマイコンを作ったニンジャ。

自己紹介でもいっていた大好きな「ポテト」をマイクロビット上でしっかり「POTATO」と表示!ポテト愛があふれてました。

他にも各ボタンでいろいろなメロディが流れ、キラキラ光り、とても楽しそうな自己紹介マイクロビットを仕上げてくれました。

 

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↑こちらは「Scratch」で制限時間内に色々なところへ移動するふぐを叩いていくゲームを見せてくれたニンジャ。

マイクラ教育版にもトライしていたけど苦戦、代わりにScratch作品を発表してくれる機転が効くニンジャです。

叩くとふぐがどんどん大きくなり、色も変わって怒っている!いつかふぐは爆発するのか!?楽しそうなゲームでした。

 

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↑こちらは「Scratch」で追いかけっこゲームを作った初参加のニンジャ。

骨が追いかけてくるので怖い。しかも「はじめまして、骨です」って自己紹介しながら追いかけてくる。めちゃ怖い。

最初に5秒待たせてから動き出す、などに少し苦戦もしつつも、最後はクリア画面もある追いかけっこゲームになってましたっ。

 

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↑こちらは「キョログラミング」で、前回に引き続きさらにキョロちゃんの動きを進化させた6歳のニンジャ。

なんと今回は「If」でキョロちゃんの動きが条件分岐可能に!

歩き、泳ぎ、トラップを超え、どんどん賢い動きをするキョロちゃん。チョコボール、美味しいだけじゃないですね。

 

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↑こちらは「Roblox」で、アスレチックゲームを作っているニンジャ、今回は「プレイヤーが触れたら死んじゃう床」を作ってました。

この辺はもうテキストプログラミングで、参考資料はあるものの、タイプミスや大文字小文字の区別など、いろいろなエラーに苦戦

一緒にひとつひとつエラーをとって、最終的にちゃんと死んじゃう床として見せてくれました。

テキストプログラミングでデバッグをする、というフローをしていると、本格的にプログラミングの世界に入ってきたなぁという感じがしました。

 

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↑最後に、ぼくからのデモで、最近取り組んでいた「Roblox」での家を建てていく自作ゲームを紹介しました。

ミニゲームでゾンビに追いかけられたり、家を建てていく様子を見せたり、みんな注目して見てくれてました。

Robloxで公開もしているので興味があったら遊んでみてね。

 

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最後にお知らせなどして、みんなで記念撮影して終了です。

 

作品

以下ニンジャたちがプログラミングしたScratchの作品(一部)です、緑の旗を押すと試せます。

主にDojoのアカウントで作成した作品を紹介していますが、ほかのニンジャも共有してくれればのせたいので、ぜひ共有して教えて下さいね。

また、道場の作品を集めた「Scratch CoderDojo二本松 スタジオ」なんかもあります。

リンゴキャッチゲーム

様々なりんごをキャッチするゲーム、さらにはケーキまでキャッチできます(制作途中)

(PC操作のみ)

2Dアクションゲーム

矢印キーで移動やジャンプ、そしてちゃんと地面に登ったり降りたりできます(制作途中)

(PC操作のみ)

Roblox「Housing Village」

ぼくが最後のデモで見せたRobloxの公開作品です。

ミニゲームでお金を稼いで立派な家を建てていきます。スマホ・PCから気軽にやれるのでよかったらやってみてください。

https://www.roblox.com/games/12332171673/Housing-Village

 

振り返り・気づき

ということで、Scratch、マイクロビット、マイクラ、キョログラミング、Robloxと、それぞれがやりたいことを選択して、多種多様な作品作りに取り組めていて良かったと思います。

活動中もニンジャたちから「教えてください」といった声もがたくさんあがっていたし、途中経過を見せてくれたり、メンターは忙しかったですが、活発な活動の証かなと思います。

マイクラ教育版に関しては、今回は環境だけ用意して、紙の資料などがなかったので、一人で取り組み続けるのが難しい側面がありました

なにかチュートリアル代わりになる資料を用意したいなと思いますが、マイクラ教育版はまだそこまで市販の教材などもないので単純に用意が難しいので考えます(コードビルダーからチュートリアルはあるんですけどね・・なかなかやってくれない汗)。

ラジオ

今回初の試みで、ぼくの方で道場を振り返る「ラジオ」を録ってみました。よかったら聴いてみて下さい。

道場の最後にニンジャたちに感想などをインタビューさせてもらったんですが、そのニンジャたちの生の声などものせています。

 

お知らせ

最後にお知らせです。

6月の道場でコンテスト

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道場でもお知らせしましたが、6月の道場(6/11予定)では「道場内のプログラミング作品コンテスト」を行う予定です。

4月、5月の道場などで作った作品などでエントリーしてみてください。景品出します!(ちょっとね)

ちなみに、応募資格はニンジャに限りません!保護者さんの作品も大募集ですよ(受賞はしにくい作りになる予定です)。

ということで、ぼくもだします笑。

道場に来たことない子もぜひ参加下さい、なんなら6月初参加でも大丈夫ですよ。

CJ Monmo6月号に載る予定

今回福島県の情報誌「CJ Monmo」さんが取材に来てくれました、ということで6月号(5/25発売予定)に軽く道場風景の写真などが掲載予定です。

といっても、道場用の取材というわけじゃなく、二本松に移住して活動している人の活動取材みたいなもので、そういった企画のあたりに載る予定です。

ちなみに発売中の3月号には、「ふくしまの子育て」の情報がたくさんのっています↓ので、親御さん要チェックです!

次回は4月9日開催です

ということで、プログラミング道場 4回目も、みんなで楽しんで開催できました!

ご参加いただいたみなさん、メンターしてくださったうすきさん、やはぎさん、貸し出し品などサポートいただいた安達公民館さん、ありがとうございました。

また、今回寄付として1000円と、お菓子(大量)をいただきました。寄付は全額道場の運営(会場費、備品購入等)に大切に利用させていただきます、誠にありがとうございます。

お菓子は最後に子どもたちが自由に袋づめを作って持ち帰っており、とても楽しそうでした、お菓子寄付もありがとうございます。

道場はみなさまのサポートにより成り立っています、今後ともご協力よろしくお願いいたします。

 

そして次回は4/9(日)に同じく安達公民館にて開催予定です。

こちらのDoorKeeperにて募集を開始いたしました、ぜひお気軽にお越しください。

今回来てくれた子も、来れなかった子も、はじめて知った子も、お待ちしています!またね~ノシ

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