【ワークショップ 3/25】「プログラミングでポケモンをうごかしてみよう」親子ではじめてのプログラミング教室を開催
こんにちは、CoderDojo二本松 チャンピオン(主催者)のたんじです。
春休み企画として、安達公民館さんと連携して「プログラミングでポケモンをうごかしてみよう ~ 親子ではじめてのプログラミングワークショップ」、を開催しました。
こちらではその様子をレポートしていきます。
実施概要
- 日時:3/25 13:30~15:30
- 場所:安達公民館
- 参加者:小学1年生~4年生 18名(保護者同伴)
- メンター:3名(やはぎ、えんどう、たんじ)+ せきねさん
今回は安達地域の小学生に募集をかけ、20名満員の応募となりました。当日体調不良にて2名欠席、18名での実施となりました。
プログラミングワークショップの様子
今回は「親子ではじめてのプログラミング教室」とも題している通り、はじめてプログラミングをする子どもたち向けのワークショップ。
Scratchでポケモンの画像を使ってポケモンを動くようにしていきます。
ワークショップは時間がかかるので、最初にメンター陣の紹介だけサクッとして、すぐにプログラミングをはじめていきます。
最初に参加者にアンケートをとったところScratch経験者が7割くらい、はじめてが3割くらい、でした。主に低学年層がはじめてのScratchのようでした。
経験者はいても今回は、「はじめてのプログラミング」が趣旨ですので、1つ1つ丁寧に以下の要領で進めていきました。
- Scratchをひらく(ダブルクリック)
- プロジェクトファイルをひらいてみよう(デスクトップのファイルをえらぶ)
- ピカチュウをを歩かせてみよう(ブロックを使ってみる)
- プログラムで自動でうごかしてみよう(ずっとのブロック)
- アニメーションさせてみよう(コスチュームの変更)
まず、PC操作になれてないと「ダブルクリック」や「ドラッグ」「デスクトップのファイルを開く」などの、基本的な操作が難しいんです。
ですので立ち上げは、ゆっくりと、1,2年生の子たちもできているのを確認しながらゆっくりと進めていきます。
でも、Scratchのブロックを使いだしたら、けっこうみんな上手にすすめていきます。
前半戦の目標は「ピカチュウをプログラムで歩かせること」として、自動で左右にうごく、アニメさせる、といったプログラムをしていきました。
結果↓のような形のピカチュウが動き回るプログラムを全員で作ることができました。
ここまでで前半戦、50分くらいです。ちょっと休憩を挟んで後半戦に入っていきます。
後半戦は、難易度があがって、ポケモンをモンスターボールで捕まえるプログラミング。
- もしボールにふれたら、で当たり判定
- ポケモンをつかまえたら一定時間消す
- 音を鳴らす
- ポケモン画像でスプライトをつくる
- コスチュームを増やす
- プログラムを別のスプライトにコピーする
など、前半戦より応用的な内容や、ファイル操作などあり、難易度アップ。
プログラムコピーもマウスポインタをどこにもっていくべきかわかりにくかったり、ポケモンを消すので消えたままになって戻らない、などのバグが出たり、とやはり前半以上にトラブル続出、という感じでした。
ですが、みんなそれぞれ変になったら、メンターに質問しながら、1つ1つ対処して、それぞれある程度の形にはなったと思います。
あとは最終結果は全く同じじゃなくていいので、やれそうなこと、やりたいことを優先してやってね、という感じで、後半戦も終了です。
その後は、自由改造タイムで、ヒントカード(スコアをつけよう、制限時間をつけようなどの提案)を配って、自由な発想でプログラミングをしてもらいました。
スコアをつける子が多かったかな?クローンをつかって、画面いっぱいにポケモンを増殖させている子なんかもいましたね笑。
改造タイム後に4人ほど、代表して発表もしてもらいました。
↑ポケモンを捕まえた数をスコアでカウントするようにしてくれてました、ナイス!
↑スプライトに自分でお絵かきして、火をまとうヒトカゲなど、キャラをグレードアップ、背景も変えたりと改造、ナイス!
スコアをつけて、5点ごとに背景が切り変わる、クリア画面も用意など、立派なゲームにしてました、ナイス!
↑最後にぼくもデモ作品を作っていったのでそれを見せました。
プレイヤーもモンスターボールを投げたり、ポケモンも弾をうってくるシューティングゲームみたいな感じ。楽しそうに見てくれました。
ポケモンの作品は、権利上プロジェクトの共有など成果物を共有することはできないので、それぞれ簡易的な画像のみでの紹介となります。
最後にみんなで記念撮影して終了です、楽しかったね。
振り返り・気づき
今回は、小学1年生~4年生ということて、やはり学年によってPC操作の慣れには大きな差がありました。
特に低学年の子たちは、マウスのドラッグ、ダブルクリックなど、基本的な操作自体が慣れないと難しいんだな、ということを改めて実感しました。
また、Scratchでは、作りたいプログラムはわかっているけど、Scratchのブロックのはめ方が難しい、といったことも多かったです。
ブロック全体を合わせるのか、マウスポインタを合わせるのか、最初はわかりにくい点、こういったところの説明などもケアできるとよいのかなと、思いました。
こういった苦戦はありますが、それもまたよい経験でもあり、
なによりみんな「自分のプログラミングでポケモンが動く」ということをとても楽しんでいたように思えて、やってよかったなと思える結果だったと思います。
お知らせ
夏休みにもワークショップ開催予定
今回は春休みのワークショップとして、プログラミングでポケモンを動かすワークショップを実施しました。
こういった、みんなと一緒に手を動かすワークショップは、季節休みごと(春休み、夏休み、冬休み)に、実施していく予定を安達公民館さんと立てています。
ということで、次は夏休みにワークショップ予定です!
内容は未確定ですが、Scratchとは違うことをしてみようか・・と話しています。
きっと楽しい体験になるので、夏休みのワークショップぜひ遊びに来てみてね。
プログラミング道場にも来てみてね
ということで、夏休みのワークショップは少し先ですが、その間もCoderDojo二本松では、毎月第二日曜日に、プログラミング道場を実施しています。
子どもたち自身がやりたいこと・作りたいものを、楽しく作っていく場です。
ぜひお気軽に参加してみてください。
こちらのDoorKeeperから申し込みできます。
一緒にプログラミング楽しみたい子たち、お待ちしております。
謝辞
最後に、本プログラミングワークショップ開催には、株式会社ポケモン様提供のポケモン画像を使用させていただきました。
また、子どもたちの使用PCはすべて二本松市役所電算係様より貸し出しいただきました。
また、安達公民館さんには、告知や会場、各種使用機材の準備等をしていただきました。
ここに感謝の意を表します、誠にありがとうございました。
それではまたの機会にノシ