【第5回 4/9】子どものためのプログラミング道場「CoderDojo二本松」を開催しました

こんにちは、CoderDojo二本松 チャンピオン(主催者)のたんじです。

子どものためのプログラミング道場「CoderDojo二本松」の5回目を4/9(日)に安達公民館にて実施しました!

新年度1回目の道場、その様子をレポートしていきます。

参加者

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まずは今回の参加者です。

  • ニンジャ(子どもたち) 16人(初参加8人)
    • 中学1年生(2名)、小学5年生(4名)、4年生(1名)、3年生(4名)、2年生(2名)、1年生、未就学(2名)
  • 各保護者
  • メンター(教えてくれる人) うすきさん、やはぎさん、たんじ
  • 福島民友の取材の方、見学の方

今回はニンジャも多く、新聞社さんの取材もあったりと、にぎやかな回でした。

 

活動内容

活動内容は以下となります。

  • 道場の説明、小ネタ話(15分)
  • 自己紹介(ニンジャ、メンター陣)(5分)
  • 各自つくりたいものを作る(70分程)
    • Scratch、マイクロビット、Roblox、Code.org、キョログラミング、Viscuit
  • 見せれる人は発表(20分)
  • 写真撮影・片付け(5分)

 

道場の様子

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最初は、道場の説明から入り、小ネタ話、自己紹介、をしていきます。

今回は初参加ニンジャも多いので、道場がどういった場所で何ができるかをしっかりめに説明しました。

その分小ネタ話はサクッと「6月は道場内で作品コンテストだからみんな出してね」とアナウンスだけしました。

その後は自己紹介。新年度ということで、名前と進級・進学した新たな学年をそれぞれ教えてもらいました。
 

そしてプログラミング作業開始、各自がやりたことを自分で選択して、作品作りに取り組んでいきます

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↑こちらはビスケット(Viscuit)でお絵かきプログラミングをするニンジャ。

お姉ちゃんの参加の付き添いできたはずが、プログラミングを楽しんでいっちゃいました笑。

未就学児でも、こんな感じでビスケットファシリテーターのうすきメンターが楽しませてくれますよ

 

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↑こちらはそのお姉ちゃん、ジャンピングゲームカードでScratch作品づくり。

カードにあることだけじゃなく、ゲームオーバー画面を追加するまでチャレンジ。

Scratchの「メッセージ」ブロックを使ったりして、カード以上のことを実装してくれました♪

 

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↑こちら、Scratchでシューティングゲームづくりに挑戦するニンジャ。

弾が当たったら、弾が消えるけど敵が消えない・・!これScratchの当たり判定のあるあるなんですよね~。

片方のスプライトが消えた結果もう一方では当たりがとれない、という。一緒にうまくバグ回避しました♪

 

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↑こちらはRobloxにいそしむニンジャ。

何度も道場に来てくれていて、Scratchをやり、micro:bitをやり、マイクラをやり、ついにRobloxも!

いろんなことに挑戦するその姿勢すごいです!今回作品ゆっくり見れなかったので今度見せてほしい。

 

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↑こちらはメクルンのシューティングゲームづくりに挑戦するニンジャ。

自分でお絵かきしたキャラを動かしたり、サメを動かしたりしてました。

自分でお絵かきすると、スプライトが中心からずれてゲーム上でずれるのに苦戦したりしましたが、それこそが良い学びです。

 

ラスト30分は発表タイム。できれば見せてね、というノリですが、8人発表してくれました。

道場では、プログラミングだけじゃなく、子どもたちの自主性や協調性を育てたい思いもあり、無理強いはせずとも、「発表」という経験も大事にしています

 

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↑今回もトップバッターで発表の最年少4歳ニンジャ。

今回は「ぷくぷくゲーム」というらしく、ハリセンボンをマウスでたたくと点数があがるゲームを見せてくれました。

ただなぜか画面の下半分以上を緑の四角で覆って、ハリセンボン見せないという、めちゃ高難易度ゲームに仕上げてました。

 

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↑こちらは、色名の英語が降ってきて、それにボールの色を合わせた上で当てる、というゲームを作ってくれたニンジャ。

英語が降ってくるのもかっこいいし、ボールを動かすだけじゃなく、色も合わせるという要素が加わることでゲーム性がアップしていた、ナイスなゲーム。

しかもこれ、マイクロビットからも色も変えられちゃう連携対応!

でも移動はまだPC操作が必要で、PCとマイクロビット両方を操作するという忙しいデモも見せてくれました笑。

 

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↑こちらは、ピンポンゲームカードで、なんとネコをピンポンするゲームを作ったニンジャ。

うまく跳ね返して10点取ればクリア、跳ね返ったときにはしっかり効果音もはいって、いい感じでした♪

ネコがぐるぐるまわりながら跳ね返されてるのはなかなか見てる側はシュールでした。

 

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↑こちらは、ファイアボールでサルをやっつけるゲームを作ってくれたニンジャ。

そのファイアボールが、なんと地面でバウンドして進んでいくんです、もはやマリオのファイアボールです

ぼくは、思わずどうやってるのか気になって作り方を見せてもらったりしてました。

単純なことなんだけど、その発想がでない、面白い。

 

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↑こちらは、もはや毎度おなじみ、キョロちゃんがかしこくなりゴールを目指す「キョログラミング」を見せてくれたニンジャ。

キョロちゃんは「もし」の分岐をし、「くりかえし」ですすみ、スイッチをおし溶岩を超え、ゴールに辿り着きます。

もうプログラムの基本要素が十分に使われたかしこキョロちゃんですよね。ついに・・そろそろ全クリらしいです。

 

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↑こちらは、ドラゴンとヘビの追いかけっこゲームを作ったニンジャ。

ドラゴンがヘビに向かって追いかけてくるんですが、ドラゴンが大きいので意外と余裕はなさそう?

制限時間もついていて、ちゃんと1つのゲームとして完成させてくれました。

 

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↑こちらは、前回から引き続きマイクロビットのプログラミングを楽しむニンジャ。

前回はボタンでいろいろやってくれましたが、今回は傾き検知を使って、マイクロビットがいろいろな方向にいくと音がなるデモをしてくれました。

「ちょっと傾くだけで音がなるから、すぐ音がなっちゃう~♪」と楽しそうに不具合を語ってくれました。

 

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↑こちらは、様々な楽器を配置して、楽器をたたくとその音がなるプログラムを作ったニンジャ。

いろいろな楽器がきれいにならべられて、ちゃんとそれぞれの違う音がなっていてうまくまとめてくれてました。

音楽の演奏とかもみてみたいね♪(ただこのニンジャ、道場作業中は野球のゲーム作ってた気がするんだが・・?)

 

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↑発表の最後に、ぼくの方でも、今ぜっさん制作中のRobloxのゲームをデモ。

「クイズxアクション」みたいな感じのゲームで、クイズに答える最中もギミックを回避しないといけない、マルチタスクゲーム。

案の定アクションに集中したらクイズに失敗して、キャラがバラバラに・・みんな笑ってみてくれました。

 

お知らせをして、最後に記念撮影して終了です。

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↓今回は福島民友新聞の取材用の写真撮影もあり、ニンジャポーズで撮ったりもしました。

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作品

以下ニンジャたちがプログラミングしたScratchの作品(一部)です、緑の旗を押すと試せます。

主にDojoのアカウントで作成した作品を紹介していますが、ほかのニンジャも共有してくれればのせたいので、ぜひ共有して教えて下さいね。

また、道場の作品を集めた「Scratch CoderDojo二本松 スタジオ」なんかもあります。

ぷくぷくゲーム

緑のさきにいるハリセンボンをたたく!

ぷくぷくゲーム

 

color game (too hard)

ルール
 降ってくる文字にボールを合わせ、色も合わせるという感じです(?)。(すみません。ボールの色がややわかりにくいです。)

操作
スタート方法(パソコンのみ)
 パソコンのスペースキーでスタートします。
色の変更方法
 micro:bit・・・次の色にするにはBボタンを押す。
 パソコン・・・次の色にするには↑↓のキーを押す。
(パソコンの場合、長押しはお勧めしません)
移動方法(パソコンのみ)
 ←→のキーでそれぞれの方向に進む。
注意点 進む距離が短すぎるので気を付けてください
一応、パソコンでもできるようにしましたが,・・・
 作者的にはmicro:bitの方がやりやすいです。15点満点で「clear!」という文字が出てきます。ちょっと難しめにつくったので、ときどき文字がボールに当たる前に消えます!

color game (too hard)

ヘビ・ドラゴンおいかけっこ

マウス or スマホのタップでヘビをドラゴンから逃がす!

ヘビ・ドラゴンおいかけっこ

宇宙シューティング

矢印キーで移動やジャンプ、そしてちゃんと地面に登ったり降りたりできます(制作途中)

(PC操作のみ)

宇宙シューティング

ジャンピングゲーム

ジャンプしてたまごを割らない!

ジャンピングゲーム

 

振り返り・気づき

今回はいつもより多い16名ものニンジャが参加してくれた道場となりました。

ぼくは開催前は、みんなの質問や手助けしきれるかな?と不安だったんですが、やってみると、慌てふためくこともなく最後まで実施できました。

というのも、ニンジャたちが着々と成長してきているのを感じられ、みんなが自分の力で作品作りができるようになってきたからこそかなと感じました。

特に何度も来ているニンジャたちは、作品もどんどんレベルの高いものになってきたり、質問の内容のレベルもあがってきたように感じました。

Robloxに取り組む子もちらほらと出てきているので、資料を強化したり、1段上のプログラミング環境も整えていきたいところです。

また、はじめて参加の子たちも、メンター陣の助けを得ながら、しっかり最後まで作品作りしてました。

ちゃんとクリアのある作品に仕上げていたニンジャや、家に帰ってからもプログラミングし続けているという報告をもらったニンジャなど、初めての子たちも楽しんでくれていたようです。

新年度を迎え、みんながプログラミングスキルはもちろん人間としても成長しているのを感じられたような道場でした。

 

お知らせ

最後にお知らせです。

6月の道場でコンテスト

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道場でもお知らせしましたが、6月の道場(6/11予定)では「道場内のプログラミング作品コンテスト」を行う予定です。

5月の道場などで作った作品などでエントリーしてみてください。景品出します!(ちょっとね)

ちなみに、応募資格はニンジャに限りません!保護者さんの作品も大募集ですよ(受賞はしにくい作りになる予定です)。

ということで、ぼくもだします笑。

道場に来たことない子もぜひ参加下さい、なんなら6月初参加でも大丈夫ですよ。

 

4/18の福島民友新聞に掲載予定

今回、CoderDojoAizuチャンピオンしまさんからの紹介で、福島民友さんが取材に来てくれました(しまさんありがとうございます)。

4/18発売の福島民友の「ジュニア新聞」というコーナーに道場の様子が載る予定です。

参加者は要チェック!ぼくもこの日は買いに行きます(普段とってなくてごめんなさい)。

 

6/18「福島でかドージョー 2023」開催!

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道場でも紹介しましたが、福島県内のCoderDojo・ニンジャたちが一斉に集い、みんなでプログラミングやITを楽しむお祭り

「福島 でかドージョー 2023」が6/18、会津大学にて開催されます!

ワークショップや、ニンジャの成果発表など、楽しいイベントがたくさんです、ぼくもなにやらお話させてもらいます笑。

以下のWebサイトから、ゴールデンウィーク頃より応募ができるようになる予定です。

みんなでいってみよう!

 

次回は5月21日「第3日曜日」に変則開催です!

ということで、プログラミング道場 5回目も、みんなで楽しんで開催できました!

ご参加いただいたみなさん、メンターしてくださったうすきさん、やはぎさん、貸し出し品などサポートいただいた安達公民館さん、ありがとうございました。

また、今回寄付として4000円をいただきました。寄付は全額道場の運営(会場費、コンテスト景品等)に大切に利用させていただきます、誠にありがとうございます。

道場はみなさまのサポートにより成り立っています、今後ともご協力よろしくお願いいたします。

 

そして次回は5/21(日)に同じく安達公民館にて開催です。次回は変則的に第3日曜日となります!

「第2日曜 5/14」が、多くの小学校運動会の予備日にあたるため、天気次第で誰も来れない!というのは悲しいのでずらしました。

6月のコンテスト直前の道場ですし、みんなと開催したいのです!

みんなでコンテストに向けた作品作りを楽しもう♪

こちらのDoorKeeperにて募集を開始いたしました、ぜひお気軽にお越しください。

今回来てくれた子も、来れなかった子も、はじめて知った子も、お待ちしています!またね~ノシ

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