【第1回 12/10】子どものためのプログラミング道場「CoderDojo二本松」を開催しました
こんにちは、CoderDojo二本松 チャンピオン(主催)のたんじです。
ついに初開催となる、子どものためのプログラミング道場「CoderDojo二本松」の1回目を実施しました!
こちらでは、その第1回目の道場開催レポートをしてきます。
(※写真の一部メンターさんのTwitterに挙げていただいた写真拝借させていただいておりますm(__)m)
参加者
今回の参加者は
- ニンジャ(子どもたち) 5人
- 小学5年生、小学3年生、小学1年生、4歳児(2名)
- メンター(教えてくれる人) 2人
- うすきさん、徳納さん
- チャンピオン(主催者) たんじ
- 各保護者
- 見学の教員の方
合計、子ども5人、大人8人、となりました。
事前は定員の8名予約がありましたが、コロナの流行などもあり、キャンセルも出てニンジャ5名となりました。
初開催のチャンピオンとしては、5名でもいっぱいいっぱいだったので、キャンセルがでて少しありがたかったくらいでした(笑)。
見学の教員の方は本宮からいらしてくれました。特別支援学級の子でプログラミングに興味があるとのこと、ぜひいらしてください!
実施内容
初回ということも踏まえて、今回は以下の内容で実施しました。
- プログラミング道場とはどういうところかの説明
- 自己紹介、ぼくとニンジャ(メンターの紹介忘れた・・)
- みんなでScratchを開いてレクチャー(ほぼスキップ)
- 各自つくりたいものを作る(75分程)
- Scratch、micro:bit、Viscuit
- 見せたいものがある人は発表(15分程)
初回ですし、ほとんどがプログラミング初体験だろうと予想していたので、今回はScratchのレクチャーを入れようと思って臨みました。
ただ、実際はScratchをすでに使える子や、4歳には難しい、機材トラブル、などで足並みそろわず、各自やれることをはじめていきました。
いろいろな年齢や知識レベルの子がいる道場ではレクチャーはなかなか難しいことを実感しました。次回はなしです!
当日の様子
まずは、プログラミング道場は、学校や塾とは違って、みんなが好きなことをやる・見つける場所だよ、という簡単な説明を行いました。
自己紹介では、名前、年齢と、好きなゲームなどがあれば教えてもらいました。
マイクラ、マリオストライカー、あつもり、ウルトラマン、スプラトゥーン、マリオオデッセイ、などこの辺は割りと子どもたちも得意げにいってくれていい感じ。また聞いていきたいなと思いました。
その後は、上述もしたとおりレクチャーはスキップで、各自やりたいこと、やれることをやって、見せれる人は最後にやった内容を見せてもらいました。
↑は小学校1年生なのに、スクラッチと似たプログラミングやったことある!というニンジャ。
あまり使い方を教えなくても、風船を飛ばしたり、キャラクターを左右にいったりきたり、といった簡単な移動プログラムを作り上げていました。
これから、どんどん上達していきそうな予感です!
↑は4歳のニンジャ、しっかり発表までしくれました!
最初はScratchを一緒にいじってみたけど流石にむずかしい。
メンターのうすきさんが、ビスケット(Viscuit)のファシリテーター講座もうけた強者で、ビスケットはどう?と提案してくれヒット。
ビスケットで、大好きなスプラトゥーン3カラーのなにか(イカ?タコ?)をお絵かきして、動かしてで、発表してくれました。
もう一人の4歳の子も、うすきメンターにいざなわれ、ビスケットをやっていましたが、途中からお腹が空いた模様(笑)。
お菓子を用意していたけど、お母さんのいうことを守って我慢していたみたい、偉い!
途中まで楽しく、ビスケットのお弁当づくりをしているのを見せてもらいました。PCでもなにかやっていたみたい。
(ごめん、余裕がなくて写真をとれてなかった)
小学3年生と小学5年生は姉弟での参加。
弟くんのパソコンは機材トラブルで、すぐには使えずで作業時間を削ってしまってごめん・・。
その間に、お姉ちゃんはScratchでりんごキャッチゲームを着々とつくり、暇な弟くんもお手伝い。
弟くんは小3ながらにして、タイピングもかなりできる強者。
2人で、スコアや毒りんごもある、立派なりんごキャッチゲームを作り上げました!
なんと最後は、受け皿の操作は、micro:bitでも操作する、自作コントローラーつきでの発表。ナイスでした!
ニンジャの作品
ニンジャのScratch作品は、最初は道場のアカウントで作ってもらっており、以下で試すことができます。
いったりきたり
りんごキャッチゲーム
(キーボード矢印キーまたはmicro:bitでの操作です)
次に向けて
教材をレベルに応じて選びやすく
今回プログラミング教材ともなる、書籍等はたくさんありましたが、本を読むニンジャはほぼいませんでした。
もちろん低年齢で読むのが難しいこともありますが、たくさんの本を、しかもレベルもいろいろのものを、ざっくばらんに置きすぎた感があります。
選択肢がありすぎると、逆に選べないんですよね。
今度は、はじめての人向けの本、慣れている人むけの本、とかわかるようにレベル分けしておきたいなと思いました。
本を取る子はいなかったですが、Scratchカードで作る子はいました。
短く、とりやすく、シンプルな教材ってのがやはりいいですね、カード式のを充実させようかとも思いました。
レクチャーなし、やりたいことを選ぶお手伝い
上述もしましたが、レクチャーは多様な子がいるなかでは難しいですね。
レクチャー式はやめて、初めての子には、どんなことからやろうかを教材コーナーで一緒に決めてあげるようなアプローチくらいがいいのかなと。
教材も↑みたいな感じで、レベルでわかりやすくなってれば、お互いに選びやそうですし。
機材トラブル対策
これはぼくの事前確認不足、お待たせしちゃうニンジャには申し訳ない。
しっかり確認、予備で対応!
機材の充実
今回の参加者は全員がレンタルPCでした。
なかなかノートPC持参ってハードル高いのかもです。子ども専用PCなかったり、自分のデータが入ってる家のPCもってくのに抵抗があったり。
多くのニンジャを受け入れられるよう、ノートPCは増やしていきたいと思いますが、こればっかりは資金が必要なので要検討。
ちなみに今回は、メンター徳納さん(CoderDojo Aizuのメンターをされている)より、Arduinoと書籍の寄付をいただきました(↓)!感謝感謝です。
次回は1/15(日)予定です!
ということで、メンターや子どもたちの自発的な行動にも助けられなんとか第1回無事開催できました!
子どものヘルプはもちろん、機材セットアップや、感染症対策に換気など、メンター陣には大変お世話になりました(ありがたや)。
そして次回は曜日・場所を変えてみて、1/15(日)、安達公民館にて、やってみる予定です!(駐車場無料です!)
まもなく同じくこちらのDoorKeeperにて募集を開始する予定です。
今回来てくれた子も、これなかった子も、はじめて知った子も、お待ちしています!
“【第1回 12/10】子どものためのプログラミング道場「CoderDojo二本松」を開催しました” に対して2件のコメントがあります。