子どもたちを集めるって大変!~道場の集客活動~
こんにちは、子どものためのプログラミング道場「CoderDojo二本松」のチャンピオン(主催者)たんじです。
先日ついに第1回を開催となった、CoderDojo二本松。
今回は、1回目開催へのちょっとした振り返りで小テーマに絞って、「道場開催に向けた子どもたちを集めるための活動」について記事にしてみます。
この記事はCoderDojo Advent Calendar 2022(毎日みんなが日替わりの小ネタ記事を書いていくようなイベント)の15日目の記事です。
子どもたちを集める!集客活動 6つ
早速、ぼくがおこなった集客活動は、おもには以下の6つです。
- 道場の告知ポスターを掲示依頼
- 小学校へのチラシ配布(1校、180枚)
- 二本松市広報への掲載依頼(失敗)
- イベント掲載サイトへ掲載
- 知り合いへの告知
- SNSでの告知
失敗から、効果のあったもの、意味なさそうなもの、などさまざまです。
それぞれ見ていきます。
道場の告知ポスターを掲示依頼
↑のポスターを作成して、以下のような場所に掲示していただきました。
- 二本松市民交流センター(会場)
- 二本松市役所
- 安達ケ原ふるさと村
- 安達公民館
掲示例↓
二本松市役所、安達ケ原ふるさと村、にもポスター掲示していただきました🙏
ふるさと村はビラも置いてもらえて感謝感謝、掲示もいい場所
だれか見てネちなみに安達ケ原ふるさと村は、うちの家族もよくいく、めちゃんこいいとこ、キッズパークものすごく遊べる🏃♂️けど無料@NihonmatsuCity @bappy0288 pic.twitter.com/EKXV5fdxGA
— CoderDojo二本松@子どものためのプログラミング道場 (@DojoNihonmatsu) November 28, 2022
ボランティアによる教育支援というイベント内容なこともあって、公的な場所でも掲示を受け入れてもらえました。
1件1件訪問することになるので、足と時間を使うことにはなりますが、不特定多数にアプローチできる可能性があるのが大きいですね。
特に小学生くらいの子どもと保護者が遊びに来る場所「安達ケ原ふるさと村、げんきキッズパーク」に掲示できたのはありがたかったです。
直接的な効果(申込み)を得られたわけではないですが、地方ではポスターのような地道な草の根運動が大事かなと思っています。
小学校へのチラシ配布
上述のポスターと同じ内容のチラシ(A5)を小学校で配布していただきました。
今回は二本松市立岳下小学校にご協力いただき、全校生徒180人に配布していただけました。二本松市では中規模くらいの小学校です。
小学校に個人がチラシ配布を相談しても受け入れてもらえる、というのは意外だったというか、ここで初めて知りました(小学校によるとは思いますが)。
内容が子どもの教育支援というものなので受け入れられやすい、ということもあるかと思います。
受け入れてもらえれば、ダイレクトに道場の対象の子ども層にアプローチできるので、効果としては非常に大きい方法だと思います。
結果、こちらから3件参加申込みがありました。
今回は1回目で、申込みが多すぎもまた困るので、1校のみ配布としました(印刷代もかかりますしね)。
枚数が多いと少々コストはかかる方法ではありますが、子どもたちを集めるには効果が大きい有効な方法かと思います。
二本松・福島・本宮などで、うちの学校にも配って!などあったらぜひお声がけください。喜んでもっていきますっ。
二本松市広報への掲載依頼(失敗)
二本松市役所では、二本松市広報への掲載相談もさせていただきました。
地方では、町内会の文化も強く、広報で情報を知ることも多いです(うちも見てます)。
ただ、二本松市の場合、広報は市の後援があるような、公的なものじゃないと無理との返答をいただき、断念しました。
後援系のことは今後調査しようとも思っているので、道場を継続・実績を積んで、またいつか相談してみたいなと思っています。
ちなみに、福島県の広報「ゆめだより」もあり、こちらもいつか相談したいところ。
地方の広報は、ほんと大事です。
イベント掲載サイトへ掲載
以下の福島市・二本松市・伊達市のタウン情報を扱う県北では有名なメディア「ぐるっと福島」のフリーのイベント掲載枠に載せてみました。
子どものためのプログラミング道場|イベント掲示板|福島県北最大級ポータル『ぐるっと福島』
子どもたちのプログラミングやIT知識の習得を支援する場です。ボランティアによる運営で、無料でどなたでも参加できます。年齢制限はありませんが、小学校~高校生が主な…
どれだけ見られるかは未知数ですが、無料で掲載できるのはありがたく、今後も掲載していきたいところです。
知り合いへの告知
小学生のお子さんのいる知り合いへ2組、直接お伝え(チラシを渡す)して、結果2組とも申込みしてもらえました。
小学校へのチラシと同じで、ダイレクトに告知できるので、やはり効果が大きいといえます。
特に知り合いのお子さんがゲーム好き(特にマイクラなど)であれば、けっこう食いついてくれる可能性も高いかと思います。
SNSでの告知
最後に、現代では最も主要な集客法ともいえるSNS(Twitter、[Facebook]()、Instagram)の活用です。
↓こんな感じでTwitterで告知、道場関係者にリツイートやいいねもしていただけたりと、それなりに拡散もされております。
子どものプログラミング学習を支援する「コーダー道場」を二本松で開催します!
今回は第1回目で運営も不慣れですが、一緒に楽しい学びの場にできたらと思っています。
ぜひお気軽に参加いただければと思います!
福島、本宮など、近辺の方もぜひ😉#プログラミング教育https://t.co/XUDwsYepcV— CoderDojo二本松@子どものためのプログラミング道場 (@DojoNihonmatsu) November 20, 2022
ただこれ、実際に効果が出やすいのは、都市部においてかなという印象でもあります。
うちの地域で、親御さんたちがSNSでプログラミング教育にアンテナ張っている、なんてレアポケモン以上のレア度な気がしてしまいます。
基本的には、都会よりもまったり・ゆったりなのが地方ですので、熱心に教育情報を探したりしにくかったり、そもそも探しても身の回りにそういった情報がなかったり。
そんなわけで、SNS告知しても、それを見ての申し込みはなかったと思いますし、地域の親御さんたちとのつながりもほぼ生まれてないのが現状。
ただ、今回SNSをしてて大きかったのは、強力なメンターさんお二人とつながれたこと(実際第1回に来ていただけました)。
道場関係者はSNSをとても活用していますし、そういった活動に興味のある方が見ていることも多いので、道場運営を助け合える仲間のみなさんと出会える、というのが現状SNS活用では非常に大きいかと思います。
ちなみに、地方で親御さんたちとSNSでつながるなら、TwitterよりもFacebookなのかな、と思っており、自分が使い慣れたTwitterばっかりやってしまうのですが、Facebook、インスタも今後手を回していきたいなとも思っています。
結果と今後に向けて
第一回は申込み8人(定員)となりました
上記のような活動をした結果、ひとまず第1回CoderDojo二本松は、定員となる8名のニンジャの申込みをいただけました(実際の参加はキャンセル等で5名↑)。
上述もした通り、まず直接的に効果があったのは、小学校へのチラシ配布、知り合いへの告知、ですね。
ほかは即時で結果を得られるものというよりも、低コストでじわじわと、いつか誰かに届け的なものなので、今後も無理なく継続できることを続けて、じわじわ誰かに認知していってもらいたいと思います。
わいわい楽しい道場にしたい、だから集客もがんばります
ということで、子どもたちを集める、集客活動をあげてきました。
人によっては、無料の道場なのにがんばりすぎじゃない?って思うこともあるかもしれません(逆にまだまだ足りない、こんな方法があるという方はぜひともアドバイスをば)。
ただ、道場はやっぱり、「子どもたち」が集まりワイワイと、お互いに刺激・協力しあい、切磋琢磨するような場所になって欲しい、ので来てくれる子どもたちのためにも、子どもたちが集まる場所、来たら他の誰かもいる場所、になるようにできることはがんばっていきたいと思っております。
ただ、無理すると持たないので、できる範囲で今後も集客活動継続していきます。
ということで、(地方で)子ども集めるのは大変です!
もし周りに、二本松、福島、本宮などでプログラミングに興味ありそうな子どもがいたらぜひお伝え下さいませ。
ということで、CoderDojo二本松 第2回は、1/15(日)に開催です!ぜひ来てネ。
以上です